2007年02月12日

モバイルハードディスクはFireWireに限る

lacie.jpgバスパワー駆動する2.5インチモバイルハードディスク
LACIE MOBILE hard drive 120GB
USB2.0とFireWire400両方に対応。
Amazonで買えます

FireWire800対応ならこちらこっちのモデルは、衝撃吸収ボディーがちょっと大きいが、USB2.0/FireWire400/FireWire800のトリプルインターフェイス

モバイル用のHDD今までいくつも使ってきたが、ここしばらくで使用していたモデルには不満が多かった。パッケージにはバスパワー駆動と書かれているにもかかわらず、バッテリー駆動時のノートパソコン(Power Book G4)とつないだだけでは動作が不安定で、極端に応答が遅かったり、動作しなくなったり、スリープ復帰時には、アイコンはマウントされたままなのに、完全に応答しなくなったりしていた。

iPodのハードディスクモードは安定していたので、一時はHDDとして使うためだけにiPodを購入しようかとも考えたが、詳しい知人に相談したところ、電源供給に問題があるなら、FireWire接続のものにした方がいいとのアドバイスをもらってこれに買い換えた。

たしかに、動作不良を感じる以前は私もFireWire接続のモバイルHDDを使用していたのだが、最近は、モバイルに限らずだが、ほとんどがUSB接続。安くて種類も豊富なのだが、バスパワーで安定しないハードディスクなんてモバイルじゃ役立たずだ。

調べてみたら、USBは、電圧5Vで、最大 2.5W(電流500mA以下)という規格らしい。それに対し、FireWireは、12V程度が普通(8〜40Vの非安定化電源らしい)らしく、私のPowerBookの説明書によると最大7Wまでの電力を供給できる設計になっている。(デスクトップ機は12W程度のものが多いようだ。)単純に、2.8倍のエネルギーを供給できるわけだ。そりゃ、全然違うわ。

転送レートは、理論的には400MbpsのFireWire400よりも、480MbpsのUSB2.0の方が有利だというが、セルフパワーで電源が十分な状況ですらFireWireの方が実測で倍近いスピードを出していることを考えると、やはりHDDには、FireWireのほうが有利といって良いと思う。FireWire800に対応しているマシンをお持ちなら、800対応のHDDにすればもっとスピードアップできるのかもしれない。

ってことで、本気でモバイルで使うなら、バスパワーHDDは、迷わずFireWire(IEEE1394)タイプにするのだ!!
posted by たかばる at 02:33| Comment(0) | TrackBack(0) | デジタルツール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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