2007年02月18日

数学的にありえない

4163253106.01._AA240_SCLZZZZZZZ_.jpg書 名 数学的にありえない
推薦度 ☆☆☆☆☆
著 者 アダムファウアー
訳 者 矢口誠
定 価 2200円(税込)上・下
発行日 2006/08
発行所 文藝春秋
ISBN4-06-202071-8
数学的にありえない(上)
数学的にありえない(下)


どんな本?って聞かれて、すごくおおざっぱに答えると理系ネタのダ・ヴィンチ・コード・・とでもいおうか、
ダ・ヴィンチ・コードが、宗教・芸術・暗号、などの雑学てんこ盛りだったのに対し、この話は、統計学・物理学・医学の雑学満載のサスペンスだ。統計や量子力学などが持つトリッキーな部分を普通の人にも取っつきやすく解説しつつ「ありえない」ストーリーを展開していく。正直、若干の無理は感じるが、知的な仕掛けの好きな人にとっては、かなり楽しめる話だと思う。上下巻は重いが、スピード感があるので、一気に読める!

☆ちっちゃいことだが、
邦題は「数学的にありえない」だが、原題は「improbable」で、「起こりそうもない」という意味。probabilityが、確率だから、「確率的に起こりそうもない」ということであって、ストーリーの中でも、一見improbableと思われるようなことが、じつはprobableだったりすることが重要な意味を持つ。「数学的に」ありえないことのはなしではないので、ちょっとこの邦題は誤解を招くと思う。 ま、こっちの方が興味をそそるタイトルだけどね。
posted by たかばる at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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