ミドリ、CLコンパクトホッチキスII
この大きさなら鞄やペンケースに常に入れておける。実用性と携帯性をバランス良く兼ね備えた最小のステープラー!
(大きさだけならもっと小さいものもあるが、針が一連<50本>セットでき、完全に折り畳みが出来、収納時に嵩張らないという意味では、事実上最小。)ステープラーは、外出先でも使えると、何かと便利だ。ここまで小さくなると、様々な可能性が出てくる。
私は出張や見本市に行くときは、必ずステープラーとリングメモ、油性ペンとポリ袋(できればジッパータイプ)、そしてタックシールを携帯する。これは初めて海外出張に行くときに先輩に教わった実務の知恵だ。
短期間に多くの人と、たくさんの商品について打ち合わせをする。そのほとんどは、人も物も初めて目にするものばかり。目まぐるしい勢いで名刺を交換し、サンプルを入手、約束や依頼をする。上司や先輩の商談内容を記録する。店頭では商品を購入し、レシートを受け取る。ホテルに帰ったら呆れるほど多くの未整理の山。いったいこの名刺は誰のだ?? このサンプル、どっちが新しいバージョン? そんなことにならないように、サンプルはポリ袋に入れて、袋に直接油性ペンで相手の名前や日付などを書き込む。場合によってはタックシールに番号を振って直に貼り、メモとリンクさせる。そして、名刺をもらったらすかさずリングメモにステープラーで「バチン」。そのページに商談内容を書き込んでいく。
他人様の名刺に穴を開けるのは失礼と思うかもしれないが、特に海外の大きな見本市会場では常識的に行われている行為なので、周囲を確認して問題ないようなら(場合によっては一言断ってとか、その場を離れてから)留めてしまう。後で内容を整理し終わったら、名刺は針をとって名刺入れに入れることもできる。もちろんカタログやレシートのたぐいも、順番に重ねて綴じ、内容を書いておく。そんなわけで、ステープラーは仕事旅の必需品なのだ。
で、私がそんなときに持って行くのがこれ。折りたたみ可能なステープラーだ。折りたたむときちんとまっすぐな直方体。
100円ライターよりもさらに一回り小さい。携帯用なら間違いなくイチ押しだ。(昨年まで最小だったClコンパクトホッチキスは、100円ライターとほぼ同じ大きさだったが、このCLコンパクトホッチキスIIは、さらに小型化されている。
普通、ステープラーは口を閉じると針が出てしまうので、待機しているときはずっと口が開いているが、これは針を押し出す歯がスライドして完全にたためるのがミソだ。
針も普通の50本タイプがきちんと収まる。大きさだけならもっと小さいものもあるが、たたんだカタチや使い勝手など、すべてのバランスにおいて、携帯用ではこいつの右に出るものはない。
販売元 ミドリ
商品名 CLコンパクトホッチキスII
価 格 525円(税込)
購 入 2007年